idea factory from newspaper 2003 7 5
株主優待券(hospitality programs for stockholders)
日本では、株主優待券という制度があります。
これは、外国では、あまり聞かないでしょう。
たとえば、スーパーの株主になっていると、
スーパーで買い物の時に使える割引券がもらえます。
日本航空や全日空などの株主になっていると、
株券の数によって、航空券の割引券がもらえます。
オリエンタルランドの株主になっていると、
ディズニーランドの入場券がもらえます。
鉄道会社の株主では、乗車券がもらます。
問題は、大株主です。
株を大量に保有しているので、
株主優待券を、たくさん、もらっても困るのです。
そういう訳で、株主優待券を金券ショップへ持ち込むのです。
なんと、株主優待券の市場があるのです。
株主優待券が、その市場で取引されているのです。
最近増えた、外国人投資家はどうしているのでしょうか。
外国人が、日本の乗車券をもらっても、意味がありません。
寄付などをしているのでしょう。
ワインの悩み(wine making and dihydroxysuccinic acid)
ワイン王国、山梨の悩み。
ワインは文化です。
ワインの文化を創るには、長年の年月が必要です。
ワインの技術には、歴史が必要です。
ワインの文化を保護する必要があります。
ワインを作る気候として、どういう気候がよいか。
昼間は暑く、夜は冷え込む。
昼夜の大きな寒暖差が、ブドウの糖分と酸の微妙な形成に影響を与えます。
何か、米の産地にも似ています。
米も、昼間は暑く、夜は冷え込むところがいいのです。
そうしてみると、埼玉県の秩父地方も、いいでしょう。
秩父盆地は、昼間は猛烈に暑く、夜は冷え込む。
土地は、荒川という大きな川が、大地を削って、
風光明媚な景色になっている。
この景色は、ライン川の大地に少し似ています。
この地方で、取れるブドウは、すごく甘くて、美味しいです。
しかし、高品位のブドウは、高いせいか、
あまり、市場には出回っていません。
そこで、ブドウ狩りに行くと、そのおいしさがわかります。
かなり、糖度が高い品種があります。
まるで、ハチミツのようなブドウがあります。
しかし、値段が高いです。
秩父ワインというものがあります。
昼間は暑く、夜は冷え込む。そして排水性のよい土地。
これに当てはまる土地は、意外な土地があります。
中東和平でメディアによくでてくるイスラエルです。
イスラエルのある地方は、
昼間は暑く、夜は冷え込む。そして排水性のよい土地でしょう。
そうすると、ワインに向いています。
聖書にも、ぶどう酒の話が出てきます。
日本には、ワイン愛好家が多いが、
さすがにイスラエルのワインは知らないでしょう。
ワインの原点かもしれません。
dihydroxysuccinic acid